偏差値40からの大逆転? 偏差値40台からの成功? まるで偏差値40台が底辺かのような扱い。
偏差値50以上を目指す、明確な理由はありますか?
偏差値40台の学校も50台と同じくらいあるにもかかわらず、世にある情報のほとんどが偏差値50以上を目指すものばかり。問題集も同じくどれも偏差値50以上向け、偏差値50以上を目指すことこそが中学受験なのかと思わされてしまいます。だからこそ偏差値40台は狙い目であり、おすすめなのです。
実は偏差値40台でも、良い学校はたくさんあります。
偏差値40台で十分レベルは高い。中学受験での偏差値40は高校受験での偏差値50以上に相当します。

普通の子が、健康的な生活をしながら挑戦できるのが偏差値40台
普通の子が、偏差値50以上を目指すのは過酷

偏差値40と50では、中学受験に向かう日常が全く違います
普通の子が偏差値50以上を目指すなら、生活を犠牲にする必要がある。全ての基礎を完璧にしないと越えられない壁があるので、進学塾に通うのはもちろん、そこから出る膨大な宿題量、夜遅くまで勉強は当たり前。
目指す目標に達していないと追加補習。夏期講習や冬季講習で夏休みも冬休みもありません。勉強漬けで習い事を続けることもだんだん難しくなってくる。
それが、偏差値50以上を目指す世界。
もちろん元々頭のいい子なら、そんなに頑張らなくても到達します、普通の子にとってのハードルはかなり高い。
入れたとしても、入学後に気が抜けません。
偏差値の高い子たちの集まり。そのなかで落ちこぼれないように、食らいついていかなければいけません。それでも、その学校でしか学べない独自教育に惹かれたとか、学校見学で「我が子に合ってる!ここに入れたら絶対伸びる!」と確信が持てるような強い魅力を感じたら目指すのもアリだと思います。
高いレベルを目指したいという、本人の強い意思はある?
無理してでもいい。偏差値50や60以上の高いレベルを目指したい。こどもからの強い意思があるならもちろん応援してあげればいいと思います。でも、親目線で何となく50以上はないと心配、というぼんやりとした理由で目指させるのは、よく考えた方がいいです。他のやりたい習い事などを犠牲する可能性があるので。
私立を選ぶ、偏差値より大切な事は「校風・教育の質」

公立中学が荒れてる、過疎ってる、ほったらかし、部活が機能してない。流石にやばそうだから私立に行かせるという理由も多いのではないでしょうか? 私立に求めているのは難易度の高い勉強ではなく、質の高い教育や雰囲気の良さ、友達の質やレベルの高い部活動などではないでしょうか?
難しい勉強ができるの子。ではなく、いい子に育ってほしい
良質な教育の中で質の高い人間に育ってほしい。そう思うのではないでしょうか? 学校を選ぶ段階で、どうしても偏差値に目がいってしまうのは仕方のないこと。でも、冷静になって偏差値にとらわれない判断も必要だと思います。
偏差値ではなく「校風が合ってる学校」を選ぶべき
いい環境で教育を受けさせたいという目的であれば、偏差値はあまり関係ないはず。偏差値40台でも質の高い教育を行ってる学校はたくさんあります。英語教育に力を入れている学校、アクティブラーニングに力をいている学校、企業連携した教育を行ってる学校や、面倒見のいい学校など、学校によって特色があるので、こどもに合った学校を選べるのは偏差値40台でも変わりません。
大切なのは、自分らしく過ごせる学校を選ぶこと
実際入学させて感じた学校の雰囲気(偏差値40台)

偏差値40台の私立は頭悪い子ばっかり?
そんなイメージされてる方もいるかと思いますが、全然そんなことないです。最初にもお伝えしましたが、偏差値40台は平均以上の学力レベル。実際に通わせている私の感覚では、しっかりした生徒が多いです。学校見学に行った際も、皆丁寧に挨拶してくれるし、迷ってたら案内してくれたり。落ち着いた学校の雰囲気があります。また、我が子は時々友達同士でLINE通話などで、勉強の教え合いを行っていたり、随分しっかりしているなと感心します。
部活の質の高さでも、偏差値は関係ありません
部活動でも、外部顧問による指導は当たり前。我が子は新体操部に入っていますが、公立では選べないような様々な部活を選べることも大きな魅力です。私の近所の公立中学は、人数が足らずにチームが作れないなど、まともに部活が機能していない。それと比べても遥かに私立中学の方が恵まれています。
とんでもなく上手いピアノを弾く子がいたり
学校での合唱祭では、ものすごく上手いピアノを弾く子がいるのに驚きました。そして、何よりびっくりしたのが、開始時間になると全校生徒、一切の私語が無いこと。規律がしっかりと守れられていて凛とした空気が流れています。
公立では出会えなかったであろう、本気ですごい子がいたり、広い範囲から集まってくるからなのか、近場で集まる子達とは雰囲気の違う、様々な人に出会えたりします。地元のムードが合わない場合にも私立はおすすめです。
偏差値40台だから劣ってると思えることは、一個も見当たりません
偏差値40台なら、無理せず目指しやすい

入るまでの過程も無茶な生活にならない
受験というと進学塾にかよって勉強漬け。そんなイメージがあると思いますが、普通の子が偏差値40台を目指すなら、そこまで無茶な生活をしなくても大丈夫。進学塾に通わなくても十分合格可能。
無理せず目指しやすい
偏差値40台だからといって、少し勉強する程度では入れませんが、偏差値50以上に比べて圧倒的に入りやすいのは事実。基本的なことをしっかり押さえておけば、普通の子であればそれほど難しくはないでしょう。
スタート時期についても、基本的に中学受験をするなら小4の春が基本ですが、偏差値40台であれば小5に入ってからでも十分可能。小6からだと結構詰め込みが必要になってしまいますが、それでも不可能ではないでしょう。
目標が高くないなら、試しに始めてみてもいいかもしれません。ゆるいスタートも可能なので。
偏差値40台なら個別指導塾がおすすめ。進学塾は40台を目指さない。

塾のムード的にも、進学塾に通う子たちは高みを目指す子ばかりで、偏差値40台は50に届かないから仕方なく選ぶ選択肢の扱い。そんな中にいたら、どうしても高みを目指さないといけないような気になってきます。
ゆるめに受験するムードが無いので、進学塾はおすすめしない
個別指導塾なら自分のペースで進められる。それぞれの目標に合わせてくれることや、周りの子がいないので変に高みを目指すムードは無い。
進学塾より圧倒的に低価格で実現できる
進学塾に通うと200〜300万円かかりますが、偏差値40台程度なら、個別指導塾やオンライン学習サービス、問題集などを使って、もっと低価格で効率的な方法で実現可能。
おすすめの個別指導塾は、個別教室のトライ
正直、個別指導塾の教師の質はどの塾を選んでも大差なく、当たり外れがあります。校舎や塾長によっても違うし、たまたまシフトになってる教師が誰になるかによっても評価は全然違ってきます。個別は合わなければ変えてもらうというスタンスで、料金や学習方針などで選ぶことをおすすめします。正直通ってみないと見えてこないです。
個別教室のトライをおすすめする理由
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- 授業の様子をいつでも親が確認できる
- 先生が豊富で変更もしやすい
- 往復時間が不要なので、時間設定しやすい
- 料金が安い
最近の小学生はオンライン授業に慣れています。小学校でiPad配布によるオンライン授業は頻繁に行われています。そこでのこどもの様子を見る限り、しっかり発言したり発表したり、聞きたいことは聞いてるし、授業自体は全く問題なく集中して取り組んでいるように感じます。
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教室だと、1人で通える? 危ない道は無い? 冬は暗くなるのが早いから送迎が必要? など色々考えてしまいますが、オンライン塾だと考えなくてもいい。入会金も不要なので、とりあえず始めてみるハードルが低いこともおすすめです。
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偏差値40台でも、国公立やMARCH進学者も普通に多い

国公立大やGMARCHへ進学している子も多いという事実
- 穎明館中学(43)卒業生数:175名
国公立大学:39名
GMARCH:159名 - 桜美林中学(44)卒業生数:467名
国公立大学:51名
GMARCH:286名 - 桜丘中学(40)卒業生数:268名
国公立大学:70名
GMARCH:170名
※2024年の合格者数実績
偏差値40台の中学校から、国公立やMARCHは十分現実的。この実績から分かるように、偏差値40台の中学校から上位の大学に進学する人はたくさんいます。
指定校推薦を取りやすい
また、指定校推薦が充実している学校もあり、そこを利用する場合のハードルも低い。というのも、偏差値の高い学校だと上位へのハードルは高いが、偏差値40台の学校であれば上位を取れる可能性は高く、指定校推薦も取りやすい。
近くの公立中学に通ってる子が、国立やMARCHなどに進学する子だっているわけなので、その子達よりは良い環境で学べるので、大学進学のことを考えても公立に通うより圧倒的に有利なのです。
中学の偏差値40台以下の真実
進学塾へ通わないで、偏差値40台の私立中学を目指す方法