
え、偏差値40台って滑り止めでしょう?
目指す偏差値じゃないと思うんですけど

そう思う方も多いと思いますが、
実は中学偏差値40台は、高校偏差値50以上相当にあたるので、
誰でも簡単に入れる学校ではないんです。
普通の子だと、2年以上勉強しないと入れません。でも、200万円以上かかる進学塾に通わなくても合格できる、コスパが良く、ある程度の学力が確保されてるお得な学校だということは、あまり知られていません。
偏差値40台の学校を目指す理由
偏差値40台の学校を目指す理由
- 進学塾に通わなくて合格できる
- 無茶な勉強しなくていい
- 基礎と少しの応用でいける
効率的に目指すポイント
- 志望校の過去問分析
- できれば1校に絞る
- 2科に絞る
- スケジュールはプロに任せる
志望校や受験科目数を絞るほど、勉強範囲を狭めることができて無駄がありません。偏差値40台でも学校によって問題傾向が異なるので1校特化で勉強すれば、分析も楽だし出題率の低い問題を一切無視できる。我が子は1校2科に絞ったので、受験対策がしやすく時間を有意義に使えました。バレエは週3日通えていたし、小6夏頃までは全然遊びに行けました。さすがに小6秋以降は、ザ受験生といった感じでバレエは通えるけど、遊べる日は減りました。
普通の子が目指すなら偏差値40台
中学受験すると決めた時、最初に目標にするのは偏差値50台にしがち。でも、普通の子にとって中学受験の偏差値50台は相当レベル高く、普通の子が目指す偏差値じゃないんです。想像以上に過酷な偏差値50台を目指すより、現実的な偏差値40台がおすすめ。それでも簡単に入れる学校ではありません。
無理なく偏差値40台の学校に合格する方法
2科目がおすすめ。4科は二度チャンスがあるのですが、範囲も広く学校の授業だけだと不十分。社会や理科が得意で好きなら4科にしてもいいですが、2科目だけでも大幅に時間が必要。勉強量が一気に増える4科は楽ではありません。
偏差値40台なら、小6秋からでも入れる?
普通の子だとありえない。たまに、3ヶ月くらいの勉強で入れたという書き込みがありますが、よっぽど勉強できる子だと思います。国語と算数、小学校で100点取れる子でも、受験勉強しなければ偏差値40台の中学の入試問題はほとんど解けません。難しくて独特なので、入試専用の対策が必要なのです。普通の子だと2年くらいはかかります。結局2年もかかるなら偏差値50台目指した方がよくない? と思われるかもしれませんが、偏差値40台だからこそのメリットは多い。
偏差値40台の学校を目指す理由
最も重要な、学習スケジュールはプロに任せる
学習スケジュールが命ともいっていい中学受験
これをミスると取り返しがつきません。不要な勉強は避けるべきでペース配分も重要。素人考えで無駄や間違いがあったら努力が水の泡。実績のある塾に任せた方が安全で確実。
素人がスケジュールを立てるのはおすすめしない
私は無知だったので塾に頼らず自分で立てましたが、これがよくなかった。とにかく大変で、今週は何をさせるのべきか、来週は? このペースで大丈夫? 間に合うの? 常に追われる感覚と不安が混ざり合って精神的に狂ってしまいそうでした。
スケジュールをどのプロに頼むのか?
最も手軽で効率のいいのは、オンライン学習サービス。進学塾の場合、費用も勉強量もケタ違い。どうしてもガチ受験になってしまいます。個別指導塾でも通うとなると家との距離や時間、送迎のことなど色々考えなくてはいけません。その点オンライン学習サービスはすぐに始められるし安全、予算も時間も抑えられるので現実的で無理がない。特におすすめのオンライン家庭教師WAMは、家庭学習(自習力)に力を入れているだけに、細かく毎日の予定を組んでもらえます。
オンライン家庭教師WAM:1週間の学習計画表
何をいつやるか、細かい計画を立ててもらえるので迷わない。ここまで細かくスケジュールを作ってくれるだけでも、親の負担は大きく軽減される。双方向のオンライン授業、受験対策や進路相談など含めて、月6,400円〜中学受験に挑める。無理しない中学受験を検討しているなら最適な方法だと思います。
中学受験、偏差値40台に合格する為の勉強法
親が教えるつもりなら、自分がどれくらい解けるか試してみる。
もし親である自分が、学生時代は成績が普通だったとしたら、偏差値40台くらいの問題は「解けそう」と思えるかもしれません。私も志望校の過去問を見て、解けそうだったから娘に教えることにしました。
まず志望校を2校くらいに絞り、過去問を見る。
過去3年見ただけでも問題傾向が似てると感じると思います。国語も算数も「解けそう」と思える場合は、私のように親が教えてもいいです。ただし、想像を絶する大変さだったので(→ 学力は底辺。中学受験で偏差値40台を目指した記録)、オンライン学習サービスを併用することを強くおすすめします。その方が健全な受験ができます。
最小限の費用で、最大効果を発揮させる勉強法
国語の勉強法

国語の入試の配分
- 長文読解(7〜8割)
- 語句・文法(2〜3割)
読解問題、勉強の流れ
- STEP 1簡単で短めの読解問題を解く
- STEP 2基礎レベルの読解問題を解く
- STEP 3時間を気にして、速く解く
- STEP 4物語文、説明文、随筆文の苦手克服
- STEP 5語彙力を上げる
- STEP 6応用問題にチャレンジ
- STEP 7過去問で実力を計る
まずは読解を重視、
読解力はすぐに身につかない
小学校の国語とは全く異なる中学受験の読解問題。時間内に初めての長文を読み、一気に答えていく技術は小学校では習わない。7〜8割を占める読解問題は国語の肝。なかなか身につかないの読解トレーニングは、なるべく早くから手を付けなければいけない。
ことわざや語句・文法
ことわざや語句・文法の種類:四字熟語・慣用句・ことわざ・故事成語・語彙力・漢字・文法・作者と作品
読解に加え、ことわざや四字熟語など様々な知識問題の出題があります。ドリルで覚えるか、漫画で覚えるか、メリットデメリットあります。一気に覚えられるが忘れやすいドリル、時間はかかるが記憶に残りやすい漫画。両方併用しながら覚えるのがおすすめ。
記憶は寝る前、人に説明しながら覚えると定着しやすい
人は寝ている間に脳の整理を行い、記憶が定着されます。なるべく寝る直前に覚えたほうが記憶に残りやすいので、覚えにくく大事な語彙力などは寝る前覚えるのがベスト。その際、言葉と意味を人に説明するというやり方で勉強すれば、より効果を感じられる。娘はこの方法でかなりの量の語彙を覚えました。
国語の詳しい勉強法
算数の勉強法

算数の出題範囲
- 小学校で学んだ内容(応用)
- 特殊算
- 図形問題
小学校で学んだ内容の応用
中学受験算数といえば特殊算に目がいきがちですが、小学校の学習範囲内から出る問題もあります。ただし、ひねりを効かせた応用問題なので、特殊算同様に勉強しておく必要があります。例えば次のような問題。
・8で割ると2あまる数のうち、100に最も近い数は?(倍数・約数) ・時速64kmは秒速何m?(速さ)
主要な特殊算は22種類
主要な特殊算は22種類。全てを完璧にすると時間がかかります。学校によっては出にくい特殊算もあり、過去問を10年ほど確認して、全く出ていない特殊算は後回しにするなど、優先順位をつけて学習することをおすすめします。我が子の場合は出やすい特殊算を重点的に学習したので、結局17種類くらいしかやらなかった。
主要な特殊算22種類:和差算・消去算・つるかめ算・過不足算・差あつめ算・相当算・売買損益算・濃度算・旅人算・通過算・流水算・年齢算・倍数算・集合算・植木算・仕事算・ニュートン算・平均算・周期算・時計算・方陣算・日暦算
図形問題
図形問題は、とにかくたくさんの問題をこなすこと。偏差値40台であれば、見たことがないような問題はほとんど出題されません。やり方が分かっても計算量が多くなりがちで、計算ミスで落とすことも多いのが図形問題。また、中でも水そう問題や点の移動などは、難しいと感じるかもしれません。
出やすい図形問題:角度・面積・体積・表面積・立体図形・回転体・点の移動・容積とグラフの問題(水そう問題)
過去問の活用
算数の入試で一番重要なことは「ミスをしないこと」。1問の点数が大きく、最初の計算問題の点数も、後半の難問も1問あたりの点数の差はほとんど無い。時間がかかる難問を解くより、確実に解ける問題をミスしないこと。この差が合否の明暗を分けます。我が子も過去問を解く中で、1回あたり2~3問は必ずミスによって間違えていました。ミス2〜3問で10~15点ほどの減点。この点数分が足りなくて合格点に届かないことが何度もありました。
大問3までを確実に取れば、ほぼ合格できる
確実に取りたい大問1〜3:計算問題・一行問題・角度や図形
算数の詳しい勉強法
塾なしで合格する為の、2つの学習サービス
適度に学習サービスを利用することが現実的
塾なしといえど、すべて親が教えるのは本当に大変です。私はほぼ塾なしで教え、合格させることができましたが、もう二度とやりたくありません(その時の話がこちらの記事)。元々の我が子の学力レベルが低すぎたという原因もあるのですが、とんでもなく大変で何度も辞めたくなったからです。
おすすめオンライン学習サービス
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