ここでお伝えするのは、偏差値が40〜55程度までの中堅校を目指す為の問題集になります。
我が子は、スタートが偏差値30以下でしたので、スタート時点で受験向けのやさしめの問題集が見つけられず苦戦しました。難しい問題集が多いんですよね、、低いレベルから中級レベルまで取り組める問題集を厳選しました。
問題集より前にすること
最も入るべきは、月額2,178円のスタサプ
問題集1冊程度の値段で、4科目700講座が全て学べる、圧倒的コスパの高さ。分かりやすい「映像授業」と「対応テキスト」で学ぶスタサプは、塾と併用しての苦手克服や塾なし中学受験するのに必須。とりあえず入っておいて損は無いと思います。(科目は国語・算数・理科・社会)
問題集は「演習をメイン」として使いましょう。
絶対必要な問題集の種類
国語
- 長文読解(軽め)毎日用
- 長文読解(重め)休日用
- ことわざや語句・文法
- 読解の解き方、解説本(親が読む)
ポイントは長文読解は「軽め」と「重め」があるということ、学校帰ってきてから重い国語は疲れて読めないことが多いです。こどものレベルに合わせて、平日用(軽め)と休日用(重め)を使い分けましょう。
算数
- 特殊算(文章題・数の性質)
- 特殊算(図形)
- 計算練習
特殊算は、問題集によって載ってるものが違う。有名な特殊算はどの問題集にも載ってますが、少しマイナーな特殊算は載ってないものも割とあります(でも出題される)。なので重複する問題も多いが、何種類か問題集を買うのは必須。特殊算は解き方知らなかったら、絶対解けません。
暗記もの
- 漢字
- 理科(4科受験の場合)
- 社会(4科受験の場合)
暗記ものは、適した勉強方法があり、復習タイミングが重要になってくるので、適度な復習タイミングが配置された問題集がおすすめ。
くわしくお伝えしていきます。
国語・算数|選ぶポイント

- 答えの解説がしっかりしている
- 問題数が多い
- こどものレベルに合った難易度
解答の解説がしっかりしている
何でこの答えなのか、解説がないと全くわかりません。解説が省かれてる問題集は途中のプロセスが分からず苦しみました。解答の解説の丁寧さ、これが問題集の良し悪しを決めるといってもいい。
中学受験の問題は難しい。間違えた問題がなぜこうなるか、分からないんじゃ問題を解く意味がないです。
問題数が多い(量と種類)
単元ごとの解説が多いと問題数が少なくなります。解説はスタサプの授業動画で学ぶのが一番効率的なので、問題メインの問題集を探す。
問題数の多いものって意外と少ないんです。とにかく量と種類をできるだけ多くこなすことで、同じような問題に出会った時、解ける確率が上がります。
こどものレベルに合った難易度
簡単すぎても難しすぎてもだめ。レベルの見極めは最重要。丸つけや直しをさせるとある程度把握できます。
それでも、実際やらせてみないと分からないのが現実で、買ってみたものの、難しすぎた、簡単すぎた、ということはよくありました。結局使わなかった問題集は結構あります。
簡単に解けるようになったら、少しづづ難易度を上げていく。間違いがミスなのか理解不足なのかによって、もう一度解かせるのかを見極めたり。平日は学校で疲れているなら、国語は少しだけ難易度を落とすなど、曜日によっても調整したいところ。
国語|おすすめ問題集

国語は、こどものレベルにあわせて学年はあまり関係なく解かせて良いと思います。我が子は国語が弱いので5年生でしたが4年の問題集からスタートさせました。
小学校の国語のテストでは、読んだことない文章は出てきません。初めての文章を読んでいきなり答える。まずはこの「初見で答える力」をつける必要があります。
長文読解
毎日の読解トレーニング用
平日はやさしめ、休日は難しめを使い分け
塾でも使う良書(ちゃんと理解しないと解けない)
ことわざ・語句・文法
文法関係がよくまとまった一冊
親が読むべき読解の解説本
読解が伸び悩んでる場合は助けになる本。国語の教え方は難しい。でも、実は解き方というのが存在していて、それを知れば教え方も解き方もわかる。2冊共こどもが読むには難しいので、親が読んで要点絞ってこどもにコツを教える為の本。
初めて読んだ時は、国語にも算数のように解き方があると知り衝撃でした。
読解のルールの大定番2冊
算数|おすすめの問題集

算数は特殊算をどれだけ多く理解して、応用にも展開して解けるか。それと、計算でミスをしないか。
「特殊算はなるべく多く幅広く」「計算問題は早く正確に」
基本的にどの問題集も、収録されている問題は過去の入試問題です。
特殊算(文章題)
広い範囲を一冊でおさえる
よく出る単元は確実におさえる
広範囲を密度濃く練習できる
偏差値40台の学校に、確実に入る為の本
計算ドリル
入試の計算問題を想定して練習できる
暗記もの(漢字・理科・社会)|選ぶポイント
くり返しのサイクルが段階的か

すぐ復習・少し間をあけて復習・さらに間を開けて復習というように、エビングハウスの忘却曲線にそったスパンで復習がタイミングよく配置されているか。
もう一度演習させるなどは、親がスケジュール管理すればできる部分もありますが、問題集の中で適度な復習を配置されていると、親は復習のこと考えなくていいので、かなり楽です。
暗記もの(漢字・理科・社会)|おすすめ問題集

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理科・社会
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