我が子は進学塾なしで中学受験に挑みました。徹底的に受験対策した結果、志望校に合格できました。そこで感じたことは、難関校じゃなければ進学塾なしでも十分可能。ただし、いくつかポイントがあるので詳しくお伝えします。
塾なしで中学受験で重要なこと
親の負担を減らす・無理しない
最初は気合が入って無理しがちですが、毎日の負担がエンドレスに数年続くので、実は子供より先に親が先に辞めたくなる場合が多い。スケジュール設定、毎日の丸つけ、勉強して教える続けることは想像を絶する大変さがあります。
親の負担を分散させる為にすること
家庭学習 + オンライン学習サービスの組み合わせにする
塾なしといえど、全て親が教える、問題集だけで受験に挑むのはかなり大変。受験独自の情報を集めることも必要。受験は長い、長期間を考えると労力は分散させながら挑むのが現実的。
スタサプ+ オンライン家庭教師WAM
2つ合わせても、月8,500円〜で始められる
オンライン学習サービスは、使い方次第で効率的、効果的に学習できます。家庭学習との効果的な組み合わせ方、親は何をすべきかなど、くわしくお伝えしていきます。
塾なし中学受験、2つのオンライン学習サービスが最強の組み合わせ
家庭学習だけでは無謀だし、オンライン学習サービスだけでは限界がある。この2つを組み合わせることで互いの弱い部分を補い、効率的に中学受験に挑むことができる。
最強の組み合わせ、2つのオンライン学習サービス
- スタサプ
(スタディサプリ)
授業動画+専用テキストで学ぶサービス - オンライン家庭教師WAM
オンラインで講師と対面授業の個別指導サービス
- スタサプとWAM、併用しても月8,500円〜
組み合わせた学習イメージ

- STEP 1学習カリキュラムをたてる(WAM)
学習カリキュラムはプロにお願いしないと難しい。目的に合ったカリキュラムを立ててもらい、親がしっかり管理
- STEP 2新しい単元を学ぶ(スタサプの授業動画)
親がスケジュールを管理し、毎週動画授業で勉強するようにうながす。その際、親一緒に学ぶと、分からない場合に教えやすいのでおすすめ
- STEP 3学んだ単元の問題を演習で定着(家庭学習)
オンライン学習サービスだけでは量が足りないので、市販の問題集を購入し、学んだ内容と同じ単元の問題をたくさん演習する。WAMなら宿題も出してくれます。
- STEP 4分からない問題を教えてもらう(WAM)
中学受験の問題は難しいので、プロに願いするのが現実的。親が教えられる部分もあるので、教えられる部分は親がサポートしましょう。
オンライン学習サービスと家庭学習|得意・不得意
2つのサービスにも得意・不得意があるので、それぞれの得意な部分をうまく使い分け、家庭学習と組み合わせます。

2つの学習サービスを詳しく説明していきます。
スタサプ(スタディサプリ)
月額2,178円(税込)でプロ講師による700もの授業が全て学べるサービス。これほどコスパのいいサービスは他にありません。授業動画と対応テキストと共に、いつでもどこでも学べる。通常の小学生の授業はもちろん、中学受験対策講座もあるので、一通り受験向けの単元を抑えることができる。
塾なしで中学受験するなら、必ず入っておくのが「スタサプ」
特徴
- 各教科のポイントを解説(1授業15分)
- 700講座が見放題
- 中学受験 4科分の講座(国・算・理・社)がしっかりある
- 小学校教科書の内容も網羅(4年生以上の内容)
- テキストが無料ダウンロードできる(有料で冊子タイプもある)
- 月額2,178円(年契約だと月額1,815円)
定額で4科学べることは大きい。それに、小学校の教科書の内容も含まれているので、どのタイミングでも基礎から弱い部分を学び直せるのがありがたい。
弱いところ
- 分からないところを聞けない
- スケジュールは自分で立てないといけない
- 授業外の問題は非対応
- 問題数はこれだけだと足りない
授業の数が多いとはいえ、中学受験は応用問題が多い。スタサプで中学受験問題の基本的なところを学んだとしても、自分で購入した問題集など、全ての問題に対応することは不可能。スタサプでは、中学受験の基礎力づくりに注力しましょう。
特殊な中学受験の問題を全て親が教えるのは大変なので、基本的な重要な部分の考え方はスタサプに頼りましょう。
スタサプ(今なら2週間無料でお試し可能)
オンライン家庭教師WAM
スタサプより踏み込んで対応してもらえるイメージ。中学受験に対応した講師がオンラインで対面授業を行います。問題集は持ち込みでもWAM独自のものでも何でもOK。現状の学力を把握し、志望校へ向けての学習プランを組んでもらえる。
近所の個別指導塾よりオンライン形式がいい理由は「先生の質が確保されるから」。以前近所の個別塾に通っていた際、その教室だと予定が空いてる時間はヒドい先生しか選べなかった。その点、オンライン塾だと先生の数が確保されているので、合わなくても変更しやすい。
特徴
- 画面上での対面授業
- 画面上のホワイトボードで授業
- 分からない問題を先生に聞ける
(授業外でもLINEで聞ける) - 問題集は何でもOK(独自の問題集もある)
- 個別にカリキュラムを組んでもらえる
- 40分/月4回 6,400円~
90分/月4回 12,800円~ - 演習量に力をいれている
- 先生の質がいいと評判がいい
東大生や有名大学の現役学生やプロ講師
自習の具体的なやり方や、テストでの点の取り方などのアドバイスがあったりする - 入会金不要・全額返金保証
合わなくても全額返金されるので試しに始めやすい
中学受験は独特の世界なので、少しでも中学受験専門の塾と繋がりをもっておく方が安心です。月6,000円程度で分からないことを聞ける環境があるというのは心強い。全く受験塾と関わらないと、受験に関する情報が入ってきません。知らなかったじゃ手遅れということがないように。
弱いところ
- 授業数を増やすと高額になる
- 個別なので周りと比べられない
- iPadが必要になる
周りと比べられないので、自分がどのくらい出来ているのかが把握しづらいことや、授業数を増やすと高額になるという弱みもあるので、定期的にテストで自分の立ち位置を確認したり、授業数を増やしすぎないように出来ることは親がサポートするなどしましょう。
オンライン家庭教師WAM
塾なしの勉強方法、具体的なイメージ
受験までの全体の流れ

- STEP 1小学校で学ぶ内容を、小5のうちに終わらせる
基本的に学校の授業をどんどん「先取り」していきます。小学校で習う内容も学校以外で学習する必要があります。
- STEP 2中学受験向けの単元の基礎を、小6に入ったら勉強する
特殊な受験用の問題の解き方の学習に1年は必要なので、まずは基礎から学んでいく
- STEP 3小6夏休み以降、学んだ勉強を復習しながら応用にもチャレンジ
夏頃までに受験用の勉強の基礎は終わらせる。夏以降はひたすら応用問題を解く練習
毎週のイメージ
- 土・日どちらかに新単元のインプット(スタサプ
)
- その週は学んだ新単元の練習問題をひたすら解く
- 問題で分からないところを聞く(オンライン家庭教師WAM
)

毎日の勉強イメージ
- 16:00国語の読解問題
- 16:30算数の演習
- 17:00理科・社会
- 18:00算数の計算
- 21:00読解と演習は親が丸つけ → 直し
- 寝る前文法・慣用句・漢字
量が必要な読解と算数は毎日行う
受験の一番重要とされる国語読解と算数問題。
読解と算数はとにかく「量」は必須。
読解は様々な種類の文章に触れることが最低限必要だし、算数はさまざまな問題パターンをこなすことで、解き方の定着や、応用への対応力がつく。問題のバリエーションが多いのでやり方を忘れることも多い。
国語読解と算数の演習は、親が丸つけて直す
国語は、答えを見てしまったら「あ〜なるほど」分かったような気になってしまう。
そう言われればそうかも、だと次回解けません。なぜ、この答えにしたのか。何をどう間違えたのか、どこまで読めていて、どこが読めていないのか、文章は理解しているけど問題の答えるべきことがわかっていない場合などもあり、国語の読解は、間違いといってもさまざまなパターンがあるので、そこを見極め、直すことに重点をおくべき。
算数は、計算ミスなのか、解き方が間違っているのかで大きく意味が違います。計算ミスならなぜミスしたのか、解き方が分からないならどこが弱いのか。苦手なところを重点的に演習量を増やす、次の問題集選びの参考にするなど判断する材料になります。
慣用句や漢字などの暗記ものは寝る前
一番記憶が定着しやすいのは睡眠中だとさせれています。なので、暗記ものである慣用句・漢字や語彙などは寝る前に集中的に覚えることが効果的。暗記ものの社会や理科を寝る前に持ってきても良いです。
塾なし中学受験|最も確実で現実的な勉強方法
中学受験対応のオンライン学習サービス + 親が子供の勉強を管理
おすすめの学習イメージ
- スタサプ
の授業動画で学ぶ(親はスケジュール管理)
- 授業に対応した演習をさせる
- 分からない問題は オンライン家庭教師WAM
で教えてもらう
スタサプ + WAMが最強の組み合わせ、40分授業なら併用しても月8,500円
最初はスタサプから始めてみて、スケジュールが立てられない、教えられないなど、きびしいと感じたら『WAM』の併用を検討してみるのが良いと思います。
スタサプ
オンライン家庭教師WAM