「意味わかんないんだもん。」娘はいつもそう言う。今日は学力テストを返してもらったようです。国語22点、社会21点、算数50点、理科20点、正直このくらいなことで私は驚きません。

「まぁ、そんなもんだよね」
元々勉強ができないことは十分分かっている私は、小学校でどんなに低い点数(例え0点)でも、怒ったりしません。真面目なのは知ってるし、昔から理解力がないことに半ば諦めかけていたから。
「このままじゃマズくない?高校・・・」
高校受験は科目数も多い。勉強も難しくなる。内申点もある、このままでは中学校での成績が悪いのは目に見えている。高校受験が絶望的なのは手に取るようにわかる。
中学受験を考え始めるが、現実を知って愕然とする
中学受験は学力が高い子た受けるもの、我が子には無縁。そう思っていました。
でも、高校受験は絶望的。
だったら中学受験で一度チャレンジしてみるのもいいじゃないか?
偏差値が低い学校なら入れるんじゃない?
今思えば無知とはこのこと。中学受験と高校受験は全然特性が違って、小学校の授業内容以上のこと求められる中学受験は、高校受験以上の難易度とも考えられる。
通える距離に、誰でも入れる(全入)中学は存在しない。
偏差値40台とはいえ、実はレベルは決して低くない。
現実を知って愕然としましたが、私立中学は偏差値が低い学校でも、教育レベルが高い事実を知ると、何とか受かる方法はないのか必死で考えました。
周りの友人に相談したり、学校見学にいったりしているうちに、ひとつの私立中学の候補が上がってきます。偏差値は低いけど、学内成績が悪くても見捨てず補習などでしっかり教えてくれる、面倒見のいい学校。悪い評判を聞こえてこないその学校に焦点を絞ります。
中学受験を本気でやるならお金がかかるけど、将来のためには仕方ない。中途半端な個別塾で一度失敗しているので、なるべく本気の個別塾を探し行き着いたのが「個別なのに進学塾」と受験特化の個別塾TOMAS(トーマス)。
体験の結果いい塾だと思いましたが、高額だしレベルが高すぎたので、この塾には行かないことにしました。
塾なしで受験する決断、プランは決まった
受験を考え始めたのは小4も終わりかけの1月。受験組とは1年のハンデがある。元々学力も低い娘が追いつけるのか?
塾には頼れない。私が教えるなら費用はかからない。やるだけやってダメだっとしても無駄にはならないんじゃないか? 志望校は決まっている。1校に絞れば徹底的に対策できるんじゃないか?
書店へ足を運び、志望校の過去問を開いてみる。
「過去問、、これなら教えらるかも。」
特殊算は分からないが、図形や角度、計算は難しくなさそう。国語の読解問題を少し解いて答えを確認してみる。「合ってる、いける」この偏差値の学校なら希望はある。2年あればいける。
プランは決まった。
小学校の全ての算数の単元を小5のうちに終わらせる。小学校の単元を全てリスト化。国語は授業と連動していないなら、ひたすら読解問題を練習させる。漢字や文法、慣用句などは毎日少しづつ覚える。
週1日の個別指導塾に助けを求める
あまりお金はかけたくないけど、誰かの助けが欲しいとなった時、真っ先に浮かんだのが個別指導塾、週1日なら2万円台。これならアリかも。マンツーマンにこだわり、安すぎず高すぎない範囲で探した時に候補にあがったのが、近所の個人塾か個別教室のトライ。迷ったけど大人が教えてくれるという点で、個人塾に行ってみることにした。熱心に教えてくれているようなので結局受験まで続けたけど、中学受験に非対応だったので情報が全く入ってこない。受験対策になってるか不安で、正直この個人塾がよかったかは分からない。今思えば、中学受験対応の個別教室のトライ
の方が受験相談できたし、安心できた気がする。

そこから親子二人三脚がはじまります。私が週末授業を行う、娘は習った単元を一週間演習をする。翌週の週末はまた授業。教える内容は違えど、そのパターンをひたすら繰り返す。やる気がない日もあるし、ズルをする日もある。親子だからこその反発もあるけど、逆に親子だからこそ言いたいことも言えるし、思ったことを言いやすい。
実際私が行った、週1のみ個別指導塾での中学受験

個別指導塾に任せた方が現実的

自信を持つことで、勉強への意欲が増す
「学校の算数、簡単すぎるんだけど〜」
あれほどつまづいていた算数が信じられないほど簡単に感じ始めたのは、受験のための先取り学習の効果。90点100点が当たり前、学校の勉強ってこんなに簡単だったんだ。このあたりから自信を持つようになってきました。
「国語が100点で、算数が95点! 1問だけ、ここ小数点だけ書き忘れたのー! これができたら100点だった」


「授業でも、手あげまくってるよ! 簡単すぎるしね」
今まで40点50点が当たり前だった子とは思えないほどの成長。
がんばれば出来るようになる。
こどもながらに実感したんでしょう
最初の頃は受験の実感がないのか、とりあえず終わらせればいい、時々ズルもする。そんな感じでしたが、小6の夏以降、ある時期から急にやる気が出来きたように思います。
私「この辺弱いから、もうちょっとやっておいた方が安心じゃない?」
子「確かに。そうだね、やっとくわ!」
素直に応じるようになります。5時間6時間勉強出来るようになってきます。当たり前ように朝から晩まで勉強する。親として楽になったところは、自分で丸つけさせてもズルしなくなったこと。
ズルしても意味ない。それがようやくわかってきたようです。
徐々に算数の応用が解けるようになってきます。解けるようになると自信になる。自信になるとやる気が出る。好循環が生まれはじめてきました。
受験3ヶ月前でも、合格点に届かない
算数
いつもの練習問題は解けるのに、入試問題が微妙に解けない。
算数はミスが多い。問題数が多くないので1つのミスが命取り。ただでさえ合格点ギリギリなのに、3問もミスしたら確実に届かない。ミスさえなければ合格点に届くのに、ミスがなくならない。
ミスをなくすために、どこでミスするのか、なぜミスをするのかの原因を探る。
掛け算・足し算・引き算ミス、なぜか2回足したとか、原因は様々。毎回同じミスじゃないので厄介。時間が余ったら見直しするくらいしか思いつかない中、ひとつ直せそうなミスが見つかりました。
雑さによるミス。これは直せる。
筆算の雑さによる位がズレる。小数点もズレる。数字の読み間違いが発生する。これだけでも注意させる。これで全てが解決はしないけど、少しでもミスが減るように、筆算はなるべく丁寧に書く意識をもってもらう。
国語
問題文の読解力が弱い。本文が読めているのに答えが違う。問題文で聞かれていることに答えられいない。
残り3ヶ月、特に注力したこと
- 聞かれていることに答えられているか
過去問解き直しでも効果ある - 傍線部前後は超大事、そこは特に丁寧に読む
手がかりを絶対に見逃さない
過去問の解き直しを、何を問われているか、何を答えるべきかに注力して解き直すことで鍛える。傍線部前後は大きな手がかりがある。特に注意して読む。
この2点を特に意識することで、少しづつ解けるようなってきました。
国語で他にも色々試したことをまとめました。
受験直前のインフルエンザ拡大、リスクさける為に学校は休む
1ヶ月前になると、過去問でもかなり正解が増えてきます。
もしかしたら、受かるかも・・・
そう思っていた矢先、インフルエンザの感染拡大のニュースが入ってきます。入試の日が近づくにつれて感染者が増えていく状況。学校でも学級閉鎖のクラスが出たり、同じクラスの子も何人も休んだり。咳してる子も結構いるとかで。
学校、危ないかもしれない。
受験まであと10日、絶対にインフルエンザにかかることだけは避けたい。学校は休んで、とにかくリスクを限りなく0にして10日間を過ごそう。
終えてみて、中学受験とは何だったのか
万全な体制で臨んだ、入試当日
「緊張しすぎて、頭が真っ白になるかもしれん」
とか言ってましたが、
結果は無事に一発で合格。
1校に絞る人は珍しいかもしれませんが、最初から最後まで一貫して1校に絞って対策してきたので、時間が足りないことも多い国語もピッタリ間に合ったし、入試問題も予想の範囲内の内容で、結果的には、かなり余裕をもって合格できたようです。
偏差値40台の学校なんて、入れて当たり前でしょ?
入る意味ある?
勉強が出来る子にとっては、ただの滑り止めかもしれません。ただ、普通の子にとって偏差値40台を目標にするのは十分アリだと思います。決して全入じゃない以上、落ちる子もいるのが事実。実際、後に知り合った子で「入りたかったけど落ちたんだよね〜」という話も聞きました。
中学受験は本当に過酷ですが、大きな成長を遂げる。
偏差値40台ですら簡単ではなかった。ただ、娘にとって2年間の長い戦いは、大きな意味を持ったし、大きな自信を得ることができました。
現在中学生になりましたが、イベントも多く、部活も友達も充実しているようで、毎日が本当に楽しそうな日々を送っています。部活も機能していないような近所の過疎ってる公立では、こうはいかなかったでしょう。
偏差値40台を目指すことに抵抗がある方がいるかと思いますが、実はかなりお得だということは、あまり知られていません。



