中学受験で偏差値40台を目指すなら、進学塾はオーバースペック。金額的にも子どもの体力的にも無理が多すぎます。
「スタディサプリ + 個別指導」で、十分合格できます。
スタディサプリは月額2,187円(税込)。問題集1冊くらいの料金で、小4〜小6の学習範囲と中学受験の全範囲を勉強できる。授業動画+専用テキストデータが含まれた、とてもコスパが高い学習サービスです。
とはいえ、スタディサプリだけで中学受験は難しい
いいサービスですが、苦手な部分や足りない部分はあり、個別指導塾で補うのが必要があります。また、親による勉強の管理もある程度は必要だと思ってください(これは塾に通ってても、同じようなことが言えます。親に言われないと取り組めない子は多い)
結局、個別指導塾を使うならスタディサプリ必要ないのでは?と思われるかもしれませんが、スタディサプリを使う大きなメリットがあるのです。中学受験で必要な基礎学習の大部分をスタディサプリだけで学ぶことができる。個別指導塾はスタディサプリで補えない部分のみの最低限の利用にとどめて、料金を大幅に抑えることができる。
そのあたり、詳しく解説していきます。
スタディサプリ(スタサプ)が偏差値40台で最強な理由
- 中学受験をコスパよく実現できる
月額2,187円(税込)の低価格 - 塾の代わりの授業を実現
偏差値40台を目指すなら進学塾に通わない。
このレベルであれば、進学塾代わりの授業はスタサプで全て受けられる。
中学受験をコスパよく実現できる
日能研などの進学塾だと200万円以上かかる中学受験、スタディサプリは3年間で約6万円、約30分の1の料金、さすがに個別指導塾との併用が現実的ですが、それでも大幅に費用をおさえて中学受験できます。進学塾は、偏差値40台であればオーバースペックです。
スタディサプリは偏差値40台に「ちょうどいい難易度」
ちょうど出題されるレベルの難易度。算数の場合、最後の大問5や、場合によっては大問4も微妙に対応できない部分もありますが、大問3までくらいは確実に対応しています。国語については十分な内容で、重要なことは一通り網羅しているので、あとは演習量次第だと思います。
これほど低価格で実現できる中学受験は、あまり知られてない
みんな偏差値50以上を目指すから高額になってしまう。実は狙い目の偏差値40台を、低価格で実現する為に最も重要なスタディサプリ。このサービスと個別塾を併用すれば、無駄なく低価格で実現できます。
スタディサプリの膨大な講座数
1つの講座の中にチャプターが4〜6つくらいに分かれていて、1チャプターが5〜15分程度。合計すると1講座につき、30〜50分くらいの授業時間になります。
例:小4〜小6までの講座数
- 算数:273講座
基礎から特殊算や図形問題など - 国語:135講座
文学的文章(物語文)・説明文・詩・短歌・俳句・敬語・品詞など - 理科:165講座
実験映像が直感的で分かりやすいと好評。物理、化学、生物、地学 - 社会:133講座
地理、歴史、公民の基礎から応用まで
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中学受験で必要な、4つの学習
中学受験でスタディサプリをどう使うのか
それにはまず、中学受験の勉強の流れを知る必要があります。その中でスタディサプリで出来ること、出来ないことがあるのを知る。
中学受験で必要な、4つの学習
- 小学校の先取り学習
- 中学受験用の基礎学習
- 中学受験用の応用学習
- 過去問対策
この中でスタディサプリができるのは「小学校の先取り学習」と「中学受験用の基礎学習」偏差値40台だと、この二つが特に重要で、中学受験学習の3分の2くらいを占めています。この2つを確実に理解出来ていれば、合格の可能性は高まります。
残りの「中学受験用の応用学習」と「過去問対策」は、個別指導塾で教わるか、市販の問題集をこなして親が教えるかなどして合格を確実なものにしていきます。
❶ 小学校の先取り学習

中学受験は、まだ小学校で習ってない部分も先取りして進める必要があります。スタサプは小学校の学習範囲をすべてカバーしているので、先取り学習にも使え、塾の授業代わりに進めることができます。
❷ 中学受験用の基礎学習

算数や理科の場合、解き方をひたすら覚える。スタサプの授業動画で解法を知り、その方法に当てはめて答えを導き出す。そうすれば大部分は解けます。ただ、とにかく量が多いので、たくさん覚えないといけないし、何度も繰り返し勉強する必要があります。

国語については、中学受験の独特な長文読解の解き方を教わります。物語文であれば、場面や人物像の捉え方、心情の読み取り方など。説明文であれば問題提起→説明→結論の展開について、事実部分と筆者の考えの部分の読み取り方など重要な部分をしっかり教われます。
❸ 中学受験用の応用の学習
基礎を元に、一定のやり方にひねりを加え、より思考力が求められる問題。これは型があるわけじゃないので、様々な問題をこなし、考えて解いたり先生に教えてもらったりしながら勉強しないといけないので、幅が広すぎる受験問題の応用まではスタディサプリではカバーしていません。
特に応用問題は学校ごとに特色があり、各学校対策とも重なってくる為、独自対策が必要になるでしょう。偏差値50以上の中堅校であれば必須ですが、偏差値40台であればそこまで難しい応用問題は少ない。
❹ 過去問対策
中学受験用の応用と通ずる部分ですが、やみくもの応用問題を解くわけじゃなく、学校ごとに傾向があるので、その方向性に近い問題を過去問の傾向から対策。これも志望校ごとの対策になるので、そこまではスタディサプリではサポートしていません。
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スタディサプリの4つの苦手
スタディサプリは、授業動画と確認テストに特化したサービス。中学受験対策の中で苦手な部分もあり、全てを塾の代わりにはできません。
スタディサプリの苦手なこと
- カリキュラムやスケジュール管理
- わからないところを教わる
- 演習量
- 過去問対策
カリキュラムやスケジュール管理
中学受験で重要な、長期スケジュールと短期スケジュール計画。長期スケジュールは、がんばれば親が計画立てることくらいは出来ますが、短期スケジュールはとても難しい。「今週何する」「何曜日に何の教科のどこの単元する」みたいに細かく、しかも毎週毎週永遠に考え続けなくてはいけない。
わからないところを教わる
スタディサプリは個別対応していないので、子供がわからない場合、親が授業動画を見るなどして教えなければいけない。親が理解できないと当然教えられないし、親のタイミングもあるので、頻度が多いと対応しきれない。「後で教える〜」と後回しにすると子供のモチベーションが下がるきっかけにもなる。
演習量
授業動画と確認用の問題がありますが、例題と少しの問題だけなので、演習量としては全然足りません。他の問題集も購入し、たくさん演習する必要があります。

過去問対策
個別対応がないので、過去問対策はできません。
偏差値40台なので、志望校ごとの過去問対策は必ず必要なわけではありませんが、個人的には偏差値40台の学校でも過去問対策しておいた方が安心だと思います。
個別指導塾が解決する、スタディサプリの苦手部分

苦手な部分はあるが「小学校の先取り学習」「受験用の基礎学習」という、中学受験における最もボリュームの大きい部分をスタディサプリでまかなえことは間違いない。
そのことで個別指導塾にお願いする部分を厳選し、効率よくお願いすることができる。具体的には個別指導塾にお願いするのは次の4つ。
- スケジュールを立てて実行
- わからないところを聞く
- 宿題を出してもらう
- データに基づく過去問対策
個別指導塾を使わず、親のサポートだけで出来ないか?
スタディサプリの苦手な部分を、親がサポートしつつ中学受験に挑戦することは、あまりに負担が大きすぎるのでおすすめはしない。
親がスケジュールを立て、実行させるのは大変
受験までの「長期のスケジュール」毎月・毎週・毎日の「短期スケジュール」。これらを計画・管理・実行するのは相当大変。毎日何のドリルを何ページさせるかなど、毎日決めて準備し続けなければいけません。しかも親が立てた予定だと、気が緩んで子供も従わない場合も多い。こっちは必死で準備してるのに勉強してくれないと、かなり精神的につらいものがあります。
塾という「習い事」感覚が、
計画的に実行しやすいという点も大きい
親の言うことは聞かないけど、塾の先生の言うことは聞く、宿題はやらなきゃという気持ちが働く。そういう面でも塾の役割は大きい。
塾にスケジュールをお願いすることの心強さ
個別指導塾なら、年間スケジュールから、毎月、毎週、毎日やるべき計画も立ててくれるし、もちろん毎日の宿題も出してもらえる。塾なら当たり前のこのことは、非常に大きな役割で個別指導塾を利用するには十分な理由になります。
志望校の出題傾向も把握してる個別指導塾
塾には多くの実績があるので、各学校ごとの問題傾向を掴んでいる。過去問をもとに時間配分や、重点的に勉強すべき単元などを見極め、志望校対策を行える個別指導塾は安心感があります。
おすすめの個別指導塾
個人的にはオンラインタイプの塾の方が、他の予定との調整がしやすく、場所にもしばられない、授業の様子を親も確認できるので、安全で安心でおすすめですが、通う教室タイプの塾は、講師との距離が近く、質問などしやすく、結果的に学習がはかどるという面もありますよね。
おすすめの個別指導塾
- オンラインなら
オンライン家庭教師WAM - 教室タイプなら
【個別教室のトライ】
オンライン家庭教師WAMのポイント
- 家庭学習・自習のやり方、学習プランを立ててもらえるので、
授業外でも徹底した演習量を確保できる - 授業外で分からない問題は、先生にLINEで聞ける
- 質問をうながす、対話形式の授業、
どちらからも書き込める、画面上のホワイトボード - 先生の質が高いと評判、有名大学の現役学生やプロ講師
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WAMの強みは自習力。塾の授業時間は限られています。中学受験を合格する鍵は、家庭学習をいかに効果的に行えるか。自習のやり方、徹底した学習プランから家庭での学習効率を最大限まで引き出す。授業はオンラインホワイトボードを使う双方向の対話形式。オンラインだからこその低価格も魅力的。料金は90分/月4回で12,800円。
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個別教室のトライのポイント
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まとめ
スタディサプリ(スタサプ)が偏差値40台で最強な理由
- 中学受験をコスパよく実現できる
月額2,187円の低価格 - 塾の代わりの授業を実現
偏差値40台を目指すなら進学塾に通わない。
このレベルであれば、進学塾代わりの授業はスタサプで全て受けられる。
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スタサプの苦手なところは、個別指導塾で解決する
- カリキュラムやスケジュール管理
- わからないところを教わる
- 演習量
- 過去問対策
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