中学受験をやめてよかった。親子で違う、やめたいの対処法

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受験の現実

中学受験は過酷。私も何度もやめたくなったので、気持ちはよく分かります。やめてよかった、やめなければよかった、状況によって違うので注意。感情的な強制終了が一番最悪です。

中学受験やめてよかったと思える人は、
子供の本当の気持ちが
やめたいだった人

やめてよかったと思える。親子別の対処法

子供がやめたいと言い出した

  1. 親子共に、落ち着いた時に話し合う
  2. 目標を下げる、勉強時間を減らすなどを提案
  3. 解決や納得しない場合、きっぱりやめる

この場合のポイントは、感情的なシーンではなく、落ち着いた時に話し合い、子供の「本当の気持ち」に従うこと。

親がやめたい理由と対処法

  • 成績が上がらなくてやめたい
    無理に勉強させないで、志望校の偏差値を下げる(偏差値が高ければいいわけじゃない)
  • 送迎や費用がキツイ
    オンライン学習サービスを検討する。今は中学受験対応のサービスが充実しています。使い方次第で圧倒的に費用を減らせる方法もあります。
  • 子供にやる気がなくてつらい
    期待をしない。言ってもやらない子、言ったらやる子、言わなくてもやる子、みんな性格。それを変えるのは不可能に近く、親子共に精神的にまいってしまいます。やらないのはその子の性格。期間限定なので終わることだけを考えるしかない。

簡単に言うと、

子供がやめたい → やめていい
親がやめたい → やめない方がいい

ただし、このままでは家庭崩壊する、借金するとか、大変な状況になりそうなら親が理由でやめても全然よいです。家庭を壊してまで受験する必要なんて全然ない。

子供の本当の気持ちに従う

高学年にもなると、実はみんな自分の将来のことは少なからず意識しています。

親には、何も考えてないように見えますが

親子がお互いイライラしている時には「もう辞めたい!やめる!」となりがちですが、そういう時は感情的になっているだけで、本当の気持ちではありません

大事なのは、お互いに落ち着いている時に話し合うこと

これがすごく大事。話すタイミングで答えは違ってくるので、話し合うタイミングは慎重にしましょう。

親はいろんな感情があると思います。

  • 家庭崩壊しそう
  • 精神的にキツすぎる
  • 子供に強く当たってしまう
  • でも辞めたら将来が心配

この悪いムードは子供も察しています(親の気持ちは全く理解していませんが)。でも、そんな悪いムードの中。

子供が「辞めない。迷ってる。わからない。」と言う場合は、まだやめない

やめたいけど、やめない方がいいかも、迷ってる段階ではまだ結論は出さない。だから、何がつらいのか洗い出す。中学受験は試行錯誤。家庭ごとに最善が違います

  • 友達と遊びたい
  • 習い事をやめたくない
  • 勉強がつらい、つかれた

明確な理由があるなら、それを解消する方法に切り替える。少し目標レベルを落とすとか、勉強時間を減らすとか。気持ちは時期によって浮き沈みがあります。ゆるくでも続けていれば、ちょっと頑張ってみようかな、という気持ちが出てくる場合だってある。無理に高い偏差値を目指すことが焦りにつながります

我が子の場合は、チックが出てきた。

急に白目になることが多く、結構心配していました。これも勉強量や私が強く当たることによるストレスかもしれない。精神面で少しつらそうだったので、少し勉強をセーブしたり睡眠時間を増やすなど、状況に応じて勉強量を抑えたりしていました。

少しゆるめに勉強する時期をつくると、やる気が出る時期が来ました。でも、しばらくするとまたやる気の出ない時期もあって「やる気がないならやめる!!?」そんな衝突は何度もありましたが、浮き沈みをくりかえしているうちに、なんとか受験日まで続けることができました。

一時的な状況に、すぐ結論を出さない。経験上、やる気の浮き沈みはあるので、長期的に判断することが大事だと思いました。

子供の「受験やめたい」は、意思が固まってる

感情的な「やめたい!」ではなく、

落ち着いた話し合いで、子供が受験やめたいというなら、かなり意志は固まってるはず。

子供自身だって、今までがんばってきたことが無駄になることくらい分かってる。その上でやめるというのは、勇気がいること。

親にはそう見えないかもしれないけど。

実は子供は結構我慢してるし、自分なりに最大限受験に向き合い、努力しています。さぼりたくなることだってあるし、ズルしたくなることだってある。

成績が上がらなくてガッカリするのは親だけじゃない。子供は何も考えてないように見えて、案外考えています。

子供からの受験やめたいという言葉は、限界の限界で出てくる

簡単に出せる答えじゃない。

なぜ辞めたいのか、勉強量を減らしたり偏差値下げる選択肢はないのか? 思いつくかぎりの提案をしてみて、解決しないようならやめさせてあげた方がいい。本人の決断を尊重するべき。無理に続けることは後悔につながります

親にやめさせてもらえなかった

親を恨む、というのは大げさですが、一生引きずる可能性があります。私も子供の頃、キツイ習い事を辞めさせてもらえなかった記憶は今でも残っています。「親は私のことを分かってない」そういう親への不信感は強まりました

親が「やめたい」は、どうすればいい?

私はこっちでした。本当にキツかったし辞めたかった。私が勉強を教えてたことが多かったので、感情的に子供に強く当たることも多かったし、めちゃくちゃでした。

中学受験で親がつらいこと

  • 塾への送迎やお弁当
  • 高額な塾費用
  • 宿題やスケジュール管理

それに対して、子供がやる気がないこと

仕事して帰ってきたら塾への送迎、お弁当を届けなければ。宿題はやってるのか、面談、模試はいつ?成績は上がってるのか?親の気持ちとは裏腹に、子供は家で勉強する気がない。親はこんなに頑張ってるのに、、、

辞めたくなるのは当然です。

親がどれだけ大変か子供は理解していません。おそらく何とも思っていません。これだけ大変なのにやる気がない。だから、もうやめないか?と提案してみていいと思います。やる気があるなら頑張れるけど、この状況はもう頑張れない。そう素直に相談してみる。

それでも(勉強しないくせに)意思だけは強く受験したい。と子供が言う場合は、なるべく負担を減らした形で続けた方がいいと思います。どんなに大変でも、強制終了だけはできれば避けたい。

親の負担を軽減する方法はある

送迎や塾代がきついなら、オンライン学習サービスを利用する

送迎やお弁当、高額な塾代がキツイ場合は、オンライン学習サービスに切り替えるのも一つの方法です。組み方次第では塾通いより大幅に費用を抑えることができます。宿題の管理や勉強をうながす点では変わらない部分もありますが、送迎や弁当が不要なのは大きいです。

成績が上がらなくてつらいなら、目標偏差値を下げる

成績が上がらなくてつらいなら、目標を下げることも視野にいれる。偏差値だけが全てじゃない。偏差値関係なく良い学校は多いです。無理して高い偏差値を目指し、限界で辞めてしまったら意味ありません。

無理せず高みを目指さず、最後まで中学受験をやりきる。これが子供も後悔せず、親の負担も軽減する方法です。

中学受験は親も子も過酷、状況次第でやめていい

中学受験をやめる・やめないの判断

  • 感情的な時に話し合わない
    この時は悪い結果しか生まないので何も決めない
  • 落ち着いてる時に話し合うこと
    冷静になっている時に、親子の本当の気持ちを話し合う
  • 子供の意思に従う
    やめない・迷ってる・分からないなら、勉強量を抑えてゆるめに継続。波があるので、時間が経つと、やる気が出てくる場合もある
  • 子供の「やめたい」は本気
    意思は固まってるから、受験はやめたほうがいい

親がつらいなら、負担を減らす手段を検討

  • オンライン学習サービスは、送迎不要で低費用

塾通いが親の負担であれば、オンライン学習サービスがおすすめ。難関校は目指せないし、親の負担が0ではないが、送迎や弁当を届けたりなどが無いだけ楽になる部分はある。近年オンラインの質が上がっているので、ひとつの可能性として検討してみる価値はあります。

判断基準を色々書いてきましたが、

正直、本当につらいなら全部無視してやめていいと思う

理屈じゃなく無理なものは無理。

やめたところで、どうなるものでもない。限界だと思うなら無理なんです。

公立中学で最高の出会いがあるかもしれない。
私立中学に入っても、全然合わないかもしれない。

こればかりは入ってみないと分からないこと。正解がどっちかなんてわからないなら、家庭崩壊する前に中学受験をやめたほうが家族全員の為。

参考にしていただければと思います。