中学受験の偏差値が上がらない。偏差値上げる5つの方法【ミス・基礎・暗記・モチベ・効率】

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勉強方法

中学受験の偏差値がなかなか上がらないんです。

どうすればいいですか?

偏差値が上がらない理由はいくつかあります。

原因と対処法をお伝えします。

そもそも中学偏差値と高校偏差値が違うっていうのはご存知ですか? 中学偏差値は低めに出る傾向がありますので、+10~15で高校偏差値だと思ってもらえればと思います。

中学偏差値について、くわしくはこちら

偏差値が上がらないのは
周りのレベルが上がってることも原因

偏差値は相対的な自分の位置を表す数値。周りが上がれば自分の偏差値は下がっていきます。偏差値が下がらずキープできている状態なら、学力は上がっているということなので、そこまで焦る必要はありません。

みんなと同じように成長してるだけだと偏差値は上がらないんです。偏差値を上げる為には周りより大きな成長が必要なのです。

中学受験の偏差値が上がらない。偏差値上げる5つの方法

勉強時間を増やすだけでは上がらない人もいる。時間の使い方が大事。塾の言われた通りやっても上がらない人は根本を見直す必要があります。

偏差値を上げる5つの方法

  • ミスを減らす
  • 基礎を完璧にする
  • 暗記を増やす
  • 受験へのモチベーションを高める
  • 勉強の効率を上げる

ミスを減らす

ミスといっても様々。計算ミス、数字の書き間違い、問題の読み間違え、答える内容が違うなど。さらに、計算ミスの中には、足し算の繰り上がりのミス、九九のミス、足し忘れ引き忘れ、筆算の縦軸がズレるミスなど、ミスの中にもいくつか種類がありますどんなミスが多いのか分析が必要。その子によってミスの仕方は変わります。

徹底的に、どんなミスが多いのかを見つける

ミスした問題の途中式を詳しく見ていきます。どこでミスしたのか、ひとつひとつミスしたポイントを調べます。ここは繰り上がりを足し忘れてたね、筆算ズレてるね、など子供と一緒に一問づつ確認していきます。徹底的に分析すると改善方法が見えてきます。

計算ミスの原因の例

  • 筆算の位(縦軸)がずれる
    癖で、下に行くほど斜めに書いていってしまうことで、位がずれてしまい、別の位を計算してしまう。小数点の位がズレてしまう。
  • 計算メモの数字が混ざる
    やみくもに空いてるスペースのバラバラな場所に筆算することで、別の計算と数字がまざってしまい、重なった別の数字が邪魔して間違えてしまう。左上から順番に書いていくことで回避できる。
  • 足し忘れや引き忘れ
    特に図形問題にありがち。計算が終わったところは斜線や印つけることで回避できる。
  • 公式をつい間違えてしまう
    割る2するのを忘れてた、逆に不要な割る2してた。といったように、つい間違えてしまうなら公式を徹底的に確認する。
実際の我が子の計算メモ。筆算の位がズレたり、数字が雑で読み間違えそうだったり、バラバラな場所に書くことで式が混ざったりしている。

これらのミスは、途中式を丁寧に書くことで回避できる。雑な途中式は癖になってることが多いので地道に直していくように心がける。ミスには必ず原因があって、対策できます。

焦って終わらせようとしない

ミスの多くは「早く解こうとするから」。丁寧に読み、冷静に考え、丁寧に書けばミスは減ります。もちろん受験はスピードも必要ですが、まずはミスしない様に、ゆっくりでもいいので丁寧に間違えなく解く」という癖をつけます。メモがきれいな子はミスも少ない。

でも、実際「丁寧に解いて」と子供に言っても、なかなかやってくれません。我が家では、間違えたら小さな罰を与えるという方法が効果的でした。2~3桁の、足し算・引き算・掛け算・割り算など、ケアレスミスしそうな問題を作成(計算自動生成サイトがおすすめ)。冷静にやれば間違えない計算だけど、一問でも間違えたら追加5問するとか、ミスをしたくない気持ちを持たせると間違えにくいんですよね。

基礎を完璧にする

算数は、基礎問題が解けるだけじゃダメ

中学受験で出題される応用問題、基礎の意味の理解ができていないと応用に展開できません。(答え見ても意味が分からない)また、一見しただけだと、どの特殊算を使ったらいいか分からない問題もあり、的確に問題を解くためには、幅広い特殊算の基礎を完璧にしておく必要があります。色々な問題を解いていく中で、以前出来た問題のやり方を忘れててしまい、出来なくなることもよくあります。時には基礎に立ち戻って学習することも必要。

国語の基礎と応用は、難易度に大きな差がある

国語の応用は一気に難しくなる。基礎だとだいたい傍線部の前後にある、なんとなくそれっぽい言葉が正解なんだけど、応用だと文章の表現自体も様々、比喩表現のわかりづらさや、本当の気持ちと違うことを発言する主人公の本心中身までしっかり読み取れないと答えに辿り着かない。最初は時間がかかっても、ひとづづつ丁寧に読み、物語文だったら情景と感情を説明できるようにするなど、出来なかった問題はどうしてこの答えなのか、間違えた問題をしっかり考え直す地道な作業を続けることで、少しづつ答えに近づく様になってきます。

国語は多少難しくても、いろんな文章問題をこなすことが大事。

暗記を増やす

社会の暗記がメイン。やるだけ安定する唯一の科目

社会はやればやるだけ得点アップにつながりやすい科目。複雑な思考を求められない問題が多いので、練習で出来てたのに本番で出来なかった、みたいなことが発生しにくい。ただし、覚える量が膨大なので、覚え切るまでの道のりは長い

暗記だけだからと社会を後回しにしたり、重視していない子も多く、偏差値で差をつけるなら社会に力を入れるというのは戦略的には十分アリ。歴史は、ただ覚えるだけだと忘れやすいので、時代背景や前後の繋がりを知る為に歴史漫画を読む。年号は語呂合わせも利用しましょう。

歴史は漫画で覚える

子ども自身に選ばれる歴史まんがの大定番。最も歴史を学びやすい漫画だと思います。内容も深くしっかりしているので、時代背景や流れを把握するのに最適です。歴史だけじゃなく、最近10年の時事ネタも含まれています。親からも子どもからも圧倒的な支持を集め、6年連続売上第1位の絶大な信頼を得ています。歴史漫画はこのセットで間違いないでしょう。

地理や公民は、普段の生活の中で親子の会話の中で覚えられることも多いです。スーパーに行った時に野菜の生産地と繋げて覚えたり、天気予報を見て雨が降りやすい地域や気温の話、普段からニュースを見て時事問題について考えるなど。ただの暗記だけだと定着しにくい社会学習は、親子のコミュニケーションも交えながら覚えていく方法がおすすめです。

理科の暗記単元は、生物や地学

理科は暗記以外も多く、化学だと力学や電気や光、熱や音など、計算問題やグラフの読み取り、物理の中和反応の考え方など、苦手意識のある人は多いと思います。苦手な人は、まず暗記単元をしっかり覚え点数アップにつなげる。生物や地学は暗記がメイン、植物や動物、人体、星座や天体、太陽の動き、火山や地震など。

国語の暗記は漫画がおすすめ

四字熟語以外にも慣用句ことわざ語彙力などいろんな漫画があります。ドラえもんの漫画で覚えるシリーズは何年も人気。楽しく読みやすくて分かりやすい。何より勉強を全く意識しないで自然と覚えられるというのが強いです。勉強に疲れている時でもドラえもんの漫画ならスッと頭に入ってきます。

国語での暗記は慣用句やことわざ、古事成語や漢字、題名と作者など、問題数は多くない割に範囲が広い。これら国語の暗記はドラえもんの漫画がおすすめ。受験と関係ない妹が勝手に読んでいますが、いろんな言葉と意味を自然と覚えています。

受験へのモチベーションを上げる

ダラダラと勉強する。とにかくさっさと終わらせたい。そういう思いで問題を解くと上手くいきません。解く→間違えた→直しは答えを写すだけ→成績が上がらず親に怒られる→やる気なくす→ダラダラ勉強する→解く→間違えた…。そういった負のループが始まると偏差値は上がりません。

模試の点数が悪くても、
なるべく怒らない

親が気をつけるべきは、成績が悪くても怒らない。よく言われてますね。でも実際、怒らないのは難しいですよ。。点数が悪いだけなら我慢できても、昨日言ったことができてないとか、言われないと勉強しないとか、直しは答え写すだけとか、そんなことが何度も続くと怒りたくもなります。本当は親が我慢するしかないんですけど、たぶん無理。なので対策としては、ダラダラ長々と説教しないでサクッと手短に怒る限られた時間、長々説教しても効果も無いし、双方疲れるだけで時間の無駄。どうしても直してほしいことがあれば、先生から言ってもらうのも効果的です。

受験へのモチベーションは
親の対応が大きく関係する

自ら勉強し始めたり、しっかり勉強してると感じた時には「しっかりほめる」これが大事。勉強するのが当たり前だという気持ちがあるかもしれないが、意外と出来ない、良い点取った以外で子供をほめること

頑張りに対してほめることは
子供のやる気を大きく引き出す

あなどれないのが受験へのモチベーション。できるようになったよ! やる気がある時には、解けなかった問題が、急に解けるようになったり嘘の様にミスが減ることがあります。正直この瞬間は子供の成長を感じて、受験やってよかったかもしれないと思える瞬間です。

勉強の効率を上げる

1日何時間も集中力は続かない

1日数時間の勉強時間、ずっと効率よく出来ればいいですが、実際は疲れて集中できていない時間もあります。そういう時は難しい問題や読解問題は頭に入ってきません。考えてる時間が長いわりに、頭の中が真っ白になって、全く何も進んでない可能性があります。疲れた時間帯は計算問題や暗記問題など、深い読み込みが必要ない問題の方が効果的。気分転換に軽く運動をするのもおすすめ。

時間を使うだけの勉強時間は
なるべく減らした方がいい

塾の宿題をやっても偏差値が上がらない場合は、やり方を変える必要があるので、先生と相談するとか、個別指導にお願いするなどの対策が必要。宿題を出されたままやって効果があるのは、授業についていけている子か、間違えたところの解き直しがしっかりできる子。

ただ宿題をし、解答を見て間違えをただ直すだけ。それだけだと力はつきません。解き直しこそ学力が上がる重要なポイント、しっかり丁寧に行うこと。

勉強するべき問題選びが悪い

難しすぎる問題、簡単すぎる問題、得意な問題。これらの問題をいくらこなしても偏差値は上がりません。自分が目指すレベルに適した問題レベル、不得意分野の克服の為の問題選び。模試の結果は弱点の見極めになります。模試の結果の得点で一喜一憂するのではなく、苦手と得意をはっきりと見極める為に利用しましょう。

他にも、集団授業がついていけてない場合、何も頭に入ってこない数十分の授業は無駄ですよね。だったらその時間を苦手箇所の対策にあてたいですよね。時間は限られています。集団塾は個人の苦手な箇所には対応しずらく、無駄な時間を過ごしてしまうことも。その間に、周りはどんどん学力を上げています。

個別指導塾で、早めの対策をすることで、
塾の授業や宿題が、効果的で効率化につながる

授業についていければ、授業や宿題の全てが意味を持ち効果が出てきます。無駄な時間を作らない為にも個別指導塾を上手く活用し、ピンポイントで苦手部分を克服することが偏差値を上げる為の現実的な近道です。

手遅れになる前に、利用すべき個別指導塾

ノーバス
日能研・サピックス・四谷大塚・早稲田アカデミーの進学塾はもちろん、それ以外の塾にも対応。ノーバスだけで中学受験するコースもあります。目指す志望校の徹底的な分析を行い対策を行います。また、希望の先生を選ぶことができ、完全担任制のマンツーマンで行われる授業。個々の要望に幅広く対応しています。
オンライン家庭教師WAM
画面上のホワイトボードを使い、オンライン対面で個別に直接授業を行います(東大生や有名大学の現役学生やプロ講師という質の高さ)。個別に合格までのカリキュラムを組んでもらえる。どんな問題集でも教えてもらえるなど、個別対応が充実しています。入会金不要、全額返金保証、通わなくていいので、試しに始めてみるリスクが全くない

苦手の分析と対策を、効率よく行うこと

模試は苦手箇所を見つける為のもの。正答率の高い問題を落とさないことを意識する。少なくとも多くの人ができる問題は確実に解ける様にしましょう。

模試の結果を受けて、どこを復習すべきか

なぜ間違えたのか、どういう間違いなのか。ミスなのか、分からなかったのか、時間がなかったのかなど、原因があります。その中で直せるところ、直さなくていいところ。

苦手なものがたくさんある?
時間が無ければ絞るしかない

志望校に出やすい問題パターンは存在する。時間が足りなければ絞るのも一つの方法。問題の難易度も様々なので、無理に難しい問題を直す必要もない。そこは冷静に志望校に合わせた、直すべき問題、直せそうな問題を見極めて、効率的に解き直しをします。

偏差値が上がらないを受け入れ、志望校対策に特化

思いつく限りの努力をした上で偏差値が上がらないなら、それはその子の限界の実力です。どうしても志望校の偏差値に届いていない、何とかしたいという気持ちは分かりますが、睡眠時間を削ったり、休憩時間を減らしてまで勉強時間を増やしても成績は上がりません。むしろ下がる可能性だって高い。その子それぞれの元々の能力があるので、無茶をさせて壊れてしまっては元も子もありません

偏差値だけにとらわれす、志望校対策を徹底的にする

模試の偏差値が足りてなくても合格すればいいんです。模試の問題と受験問題は違います。学校ごとに癖があるので、志望校の問題に特化した学習するのも一つの手です。

難関校だけじゃない、志望校対策

我が子は、難関校じゃなければ中堅校でもない。志望校対策は必要じゃないといわれるレベルの学校です。それでも志望校対策をしました。スタート時期が遅かったことや、もともと学力が低く、基礎とはいえ中学受験範囲を全部教えるには時間的にも体力的にも無理だったからです。余計な学習はしないで最短ルートで合格するために

過去問10年分で見えてくる
志望校の問題パターン

メルカリで過去問はたくさん出品されています。とにかく10年分くらいさかのぼって、どんな問題が出たのか、徹底的に分析します。どんな偏差値の学校でも、過去10年の問題を見ると、学校ごとに出やすい問題、出なそうな問題というのが存在します。

時間が足りなければ、過去10年出なかった特殊算や単元は一旦保留にして、何回か出た箇所を同じくらいのレベルで完璧にしておく。限られた時間の中で、必ずやっておくべきところを明確にすることで、偏差値にとらわれず、少しでも合格の可能性を上げることができるのです。

偏差値を上げる5つの方法

  • ミスを減らす
  • 基礎を完璧にする
  • 暗記を増やす
  • 受験へのモチベーションを高める
  • 勉強の効率を上げる

手遅れになる前に、利用すべき個別指導塾

ノーバス
日能研・サピックス・四谷大塚・早稲田アカデミーの進学塾はもちろん、それ以外の塾にも対応。ノーバスだけで中学受験するコースもあります。目指す志望校の徹底的な分析を行い対策を行います。また、希望の先生を選ぶことができ、完全担任制のマンツーマンで行われる授業。個々の要望に幅広く対応しています。
オンライン家庭教師WAM
画面上のホワイトボードを使い、オンライン対面で個別に直接授業を行います(東大生や有名大学の現役学生やプロ講師という質の高さ)。個別に合格までのカリキュラムを組んでもらえる。どんな問題集でも教えてもらえるなど、個別対応が充実しています。入会金不要、全額返金保証、通わなくていいので、試しに始めてみるリスクが全くない